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不登校の子供をもつ親が自己ケアをするためのヒント

不登校のお子様をもつ親は、常にお子様のことを気にかけ、心配やストレスを抱えています。しかし、自己ケアを怠ってしまうと、親自身が疲弊してしまい、お子様へのサポートが難しくなることもあります。ここでは、不登校のお子様をもつ親が自己ケアをするためのヒントをご紹介します。

まず、自分自身の感情を認めることが大切です。不登校のお子様をもつ親は、悲しみや焦り、罪悪感などさまざまな感情を抱えています。これらの感情を否定せず、受け入れることが重要です。自分の感情に対して優しくなり、自己を許すことで、心の負担を軽減することができます。

次に、自分の時間を作ることが必要です。親としての責任や義務は大切ですが、自分自身の時間を作ることで、心身のリフレッシュが図れます。例えば、趣味に時間を割く、友人との交流を楽しむ、散歩やヨガなどのリラックスできる活動を取り入れるなど、自分の好きなことに時間を使うことが重要です。

また、サポートを求めることも大切です。親が一人で悩みやストレスを抱え込むことはありません。信頼できる友人や家族と話し合ったり、専門家のアドバイスを受けたりすることで、心の負担を軽減することができます。自分の感情や状況を共有し、助けを求めることは、自己ケアの一環となります。アシスト春日は不登校児童の保護者支援を行う「えがおの会」の公式サポーターです。是非お問い合わせください。メンバーはほとんどが、かつて不登校を経験したベテランです。

さらに、自分自身を労ることも忘れないでください。十分な睡眠を取り、バランスのとれた食事を心がけることは、心身の健康を保つために重要です。また、ストレス発散のために、深呼吸や瞑想、リラックス法を取り入れることもおすすめです。自分の身体に対して優しくなり、健康を維持することが自己ケアの基本です。

最後に、自分自身に対して優しくなることを忘れずにください。自己批判や自己否定は避け、自分自身を認め、自分を大切にすることが大切です。自分への感謝の気持ちを持ち、自己肯定感を高めることで、心の安定を図ることができます。

不登校のお子様をもつ親が自己ケアをすることは、親子関係の改善や子供へのサポートにもつながります。自分自身を大切にし、心身のバランスを保つことで、より良い状況を作り出すことができます。親もお子様も、お互いにサポートしながら、共に成長していきましょう。

塾長 大淵和範